キャリアパス
熊本大学附属病院看護部キャリアパス

一人ひとりが自分の目標を見つけて高度な知識と技術を身につけられる教育プログラムがあり、確かな安全性とすぐれた専門性が求められる看護職を支え、育てます。

教育理念

特定機能病院として高度先進医療に対した専門的な看護と患者の満足と安心を提供できる看護者を育成する

教育方針

1.クリ二カルラダーを用いて看護実践能力を高める。
2.クリ二カルラダーを用いてキャリア開発を支援する。 
3.患者の自立を支援できる看護者を育成する。 

 クリニカルラダーシステム

大学病院にふさわしい知識と技術を習得し、それぞれが目指す領域で活躍できるように支援する体制を整えております。キャリアに応じて求められるスキルを自分のペースで無理なく学び、ジェネラリスト、管理職、さまざまな専門領域へ高められることが特長です。

クリニカルラダーシステム

院内教育計画

レベル別先輩インタビュー

レベル1の看護師

レベルⅠ

患者様のために、もっとたくさんの勉強を。

佐藤亜衣【西病棟5階(脳神経外科・神経内科) 2015年入職】

看護師になって1年半。脳神経外科・神経内科の病棟で任されることも増え、自分自身の視野も少しずつ広げる余裕が出てきたかなと感じています。今、特に意識的に取り組んでいるのは、患者様やご家族との関わりを通して、個別性に配慮した看護を提供することです。同じ病気でも患者様の体力や年齢によって、症状の出方は変わります。その一つひとつにきちんと対応していきたいので、それが実践できる看護技術を身につけていきたいと思っています。そのためにも毎日の勉強は欠かせません。また、働くようになって強く実感するのは、病気と付き合うのは病院にいる間だけではないという事実。手術をして、入院が終わっても、その後の生活で患者様は病気と付き合っていかなければなりません。そうした患者様の力に少しでもなれるよう、地域に向けた看護の知識も覚えていきたいと思っています。

レベル2-1の看護師

レベルⅡ-1

がん看護のスキルをもっと高められるように。

上別府明史【東・西病棟3階(消化器内科) 2013年入職】

レベルⅡ-1ではこれまでよりも自立し、主体的な看護を実践することが求められます。私は抗がん剤治療に興味があり、今はその分野の研修に参加したり、自己学習に積極的に取り組んでいます。がんの治療に抗がん剤を使うとどうしても何らかの副作用が出て、その辛さから治療を諦めてしまう患者様も少なくありません。私の知識、経験、技術を高めることで、患者様の心身の苦痛を少しでも和らげ、治療を長くつづけられたらいいなと思います。この分野は看護師になる前からずっと関わりたかったことでもあり、ゆくゆくはがん化学療法の専門看護の道に進むことにも興味があります。また、今年からは後輩看護師の指導係も担当することになりました。教え方、接し方についてはまだまだ試行錯誤を繰り返す毎日ですが、看護技術だけでなく、精神的なサポートも含めて、後輩の力になっていければいいですね。

レベル2-2の看護師

レベルⅡ-2

新人看護師への指導は、自分自身のレベルアップにも。

村田茉知【西病棟10階(皮膚科・形成外科・泌尿器科) 2007年入職】

新人看護師を指導するプリセプターを担うようになって5年が経ちました。私ひとりでは力不足なところもたくさんありますが、病棟みんなのサポートを受けながら、後輩育成に取り組んでいます。若いスタッフへ指導することは、自分の看護観や姿勢を見直すきっかけにもなり、彼女たちと一緒に成長する機会を与えてもらったと感謝しています。入院患者様は高齢の方が多くなっており、病院での治療が終わっても、自宅や他施設などでの継続的なサポートが必要な状態で、退院される方が増えています。退院前の患者様の状況を一番知るのは病棟看護師です。そんな私たちが医師や地域連携センター、ケアマネージャーなど他職種と連携をとりながら、地域で過ごす環境を整えていくことが必要になるでしょう。今後は退院支援に関する知識を、もっともっと身につけていきたいです。また、次のステップであるレベルⅢにも挑戦していきたいと思っています。 

レベル3の看護師

レベルⅢ

副看護師長として、働く母として、みんなのモデルに。

市川麻紀【西病棟2階(精神科)副看護師長 1998年入職】

レベルⅢの看護師に求められるのは、チームメンバーへの指導力です。スタッフや学生に指導する際には、根拠を用い、見本となって動けているかを意識し、またそのための研修やe-ラーニングも積極的に受講するようにしています。特にe-ラーニングは、自宅でもスマートフォンからアクセスできるので、3人の子どもを育てる私にはぴったりです。空き時間を見つけては動画で技術を学び、テストを受けています。さらに副看護師長という立場として、看護技術だけでなくチームマネジメントのスキルをもっと身につけていきたいと考えています。そうした目標の他に、子育てをしながら看護師を続けている者として、若いスタッフのモデルになることができればいいなとも思っています。看護師というのは素晴らしい仕事です。妊娠、出産を経験してもキャリアを諦めることなく、活き活きと輝く看護師が増えていってほしいです。

育児休業復帰支援プログラム

出産・育児で休業された方がスムーズに職場復帰できるように、支援プログラムを設けています。

  • 最近の病院・看護部の新システムの説明
  • 採血・静脈注射(IVナース取得者対象)研修
  • シミュレーション研修(輸液ポンプ、吸引、導尿技術など)